台湾旅行記|2012

2

May

2012年5月2日

台北市内〜龍山寺

台北市内に到着、MRTに乗って龍山寺へ

台北市内に到着。亜熱帯気候特有の湿り気を帯びた空気を感じる。

街並はやはりアジアらしく雑然としている。誰かが台湾の街並みは昭和の日本の雰囲気に似ていると言っていたのだが、ノスタルジーたっぷりの過去形の昭和などではなく、こちらはギンギンに現在進行形の昭和である。これだけカオティックな街並みを見ていると、やはり日本は老成したというか、国として普通に年を取ったのだなぁ、としみじみ思う。
台北市内
台北市内

噂には聞いていたが、バイク率がとても高い。交差点の信号待ちでは前方がほぼバイクで埋め尽くされるほどの量。道路脇にもびっしりとバイクが駐車してあり、街の雑然とした雰囲気をいっそう補強している。
台北市内

ビッグスクーターにまたがりながら袋入りのジュース(お茶かな?)をストローでちゅーちゅー吸っているおじさん。見ていて思わずにやけてしまう。こういうマイペースな人々が行き交う往来は嫌いではない。
台北市内
台北市内


MRT南京東路駅近くのホテル、
レ スイーツ タイペイ - チン チェン(台北商旅慶城館) (Les Suites Taipei-Ching Cheng)
にチェックイン。吹き抜けのシックな造りになっている。これからここに2泊する予定。駅からも近くサービスも行き届いており、とても良いホテルだった。
ホテル室内


少し休んだあと、さっそく市内へ観光に出かけることにする。
ホテルのある南京東路駅から龍山寺へは台北市内を走る地下鉄、台北捷運(台北MRT)に乗って向かうことになる。台湾に行って一番驚いたことは、公共の乗り物の料金がとにかく安いこと!
ざっと計算してみると、南京東路駅から忠孝復興駅で乗り換えて龍山寺駅までが20元。1元=3円で換算すると60円。大阪市営地下鉄の1区間の料金(200円)の半額以下である。地下鉄だけかと思ったらタクシーの運賃も安かったので、台北市内を観光したいのであれば公共交通機関は出来るだけ有効に利用した方が良いと思う。

さてMRTの切符の買い方だが、いちばん有名なのは運賃を支払って単程票という青いコインを使う乗り方。MRTをそれほど利用しないのであればこの方法がいいのだが、市内のあちこちをじっくり探索するような場合は、チャージ式のプリペイドカード「悠遊卡(ヨウヨウカー・Easycard)」があるのでそちらをお勧めする。
我々はちょうど台湾観光局の『2012ウェウカムプレゼントキャンペーン』で事前にカードを手に入れていたので、あとはチャージするだけであった。
チャージ機

写真は悠遊卡のチャージ機。少し見づらいが、「1」と書いてある場所に乗っているのが我々の使うプリペイドカードである。またこのカードは市内のバスにも使えるので、台北市内観光にはマストアイテムだといえるだろう。ちなみに市内を走るバスの料金は一律15元(45円…)と、思わず笑ってしまうくらい安い。
MRT

MRTに乗り龍山寺に向かう。


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